WooCommerceの表示文字を変更してみた

WooCommerceの表示文字を変更してみた

お久しぶりです。フリーランスでのんびりやっているHeyGです。

おおよそ3年半ぶりの更新になります…(‘A

最近はコロナで大変な時期ですが、私はあいも変わらず椅子の上が定位置です。

 

今回は知人にWooCommerceで表示される「在庫切れ」を「Sold Out」にしたいんだよねーと相談されて対応した記録を残しておこうかなと思います。

最近はコロナの影響でWebサイトだけでなくECサイトのお話もちらほら聞くようになりました。

なので色んな方のお役に立てるのではないかなと思いますので、困ってる方は是非ご一読ください。

 

ちなみにWordpressの言語を英語のままなどにしている場合、WooCommerceで表示されている文字が「Out of stock」などになっていますので、ご注意ください。

 

WooCommerceで「在庫切れ」などの文字を変更する方法

この方法についてはいくつかあります。

あるにはあるんですが、検索で出てくるサイトはどれも中途半端だったり、そもそも方法が間違っていたりと初心者を惑わしてきます。

以下に方法を列挙します。

  1. wp-content/plugins/woocommerce/ディレクトリの対象ファイルの文字を置換する
  2. wp-content/plugins/woocommerce/ディレクトリの言語ファイルを書き換える
  3. wp-content/languages/plugins/woocommerce/の言語ファイルを書き換える
  4. wp-content/languages/woocommerce/にwp-content/languages/plugins/woocommerce/の言語ファイルをコピーして書き換える

この1〜4の方法は全て問題なく書き換えれます。

なら別に何でもいいじゃんと思う方もいるかもしれませんが、本当にやめたほうがいいです。

なぜなら

1~3の方法は勝手に元に戻るから

そんなわけないと疑っている方は一度試して、プラグイン更新したり、数日おいて確認してみるといいと思います。絶望しますので…(‘A

 

とういうことで、今回は4のwp-content/languages/woocommerce/にwp-content/languages/plugins/woocommerce/の言語ファイルをコピーして書き換える方法を書いていきます。

 

WooCommerceの表示文字変更手順

今回の作業手順を列挙します。

  1. サーバー内のwp-content/languages/plugins/woocommerce/の中にあるwoocommerce-ja.poとwoocommerce-ja.moをローカルにダウンロード
  2. ローカルPCにPoeditをインストール ( https://poedit.net/ )
  3. woocommerce-ja.poをPoeditで開く
  4. 変更したい翻訳を変更し保存
  5. サーバーにwp-content/languages/woocommerceのディレクトリを作成
  6. 5で作成したディレクトリ内に編集したwoocommerce-ja.poとwoocommerce-ja.moを配置

これでほぼ出来ると思うのですが、何点か注意点があるので以下に記述していきます。

 

言語ファイルの仕様

上記で.poと.moがついたファイルをと記述しましたが、この2つがセットで一つと考えてください。

.poはユーザーが編集したりする用

.moはシステム側で読み込んだりする用

のイメージです。

ですので.poのみを編集してもシステムには反映されないため、専用のエディタなどを使う必要があります。

また、Poeditで編集する際も.poと.moが同一ディレクトリにある状態で編集しないと少しバグりますのでお気をつけください。

 

Poeditの使い方

特段むずかしい分けでもないですが開いた瞬間はなんだこれとなりかねないので簡単に説明だけ

ブルーの背景になっている箇所が言語一覧部分で変更したいものになります。

そうすると下部で選択しているもの編集できるようになるので、「翻訳」の方を編集してください。

くれぐれも「ソーステキスト」側を編集しないでください。「在庫切れ」の文字どころか何も表示されなくなりますので…

 

なぜwp-content/languages/woocommerceなのか

これについては公式ドキュメントがありますのでそちらをご一読いただければ早いかと思います。

Translating WooCommerce (Localization)

簡単に説明すると、WooCommerce本体が我々のような文字変更したいユーザーのために専用のディレクトリを用意してくれているというわけです。

 

まとめ

WooCommerceの表示文字の変更方法を記述しましたが、他のプラグインにおいても言える事です。

ただ、言語ファイルに対応していないプラグインもあるのも事実で、全てには対応してるわけではないのであしからずm(_ _)m

プラグインの文字を変えたいなどの場合に直接書き換えず、言語ファイルを適切に書き換えましょうね!というお話でした〜。

 

それではまた。

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